設計データをクラウド管理
パソコン上にあるCADデータをクラウドで保存・管理する機能がついており、別のパソコンを使う在宅勤務のときも作業しやすくなる。
住宅の設計図などのCADデータをパソコンで更新するたび、自動でクラウドに保存する。在宅勤務時も別のパソコンにデータをコピーする手間がかからず、複数人によるデータの相互利用もしやすい。パソコンを故障・紛失したときのデータのバックアップにもつながる。
建築業界は現場の施工部門はなかなか進歩しにくい面があります。肉体労働に依存せざるを得ないのが現実です。レーザー光線によるレベル水平やトランシットによる垂直確認などかなり精度が上がり効率UPしました。
企画設計部門はCADソフトの進化が目覚ましく、クラウド保存管理する時代に移行しようとしています。ところでクラウドとは何か今後この話題について深く掘り下げ何回かに分けて掲載いたします。
■クラウドとは
今日では、「クラウド」という言葉を日ごろより耳にするようになりましたが、「クラウドって何?」と聞かれて明確に答えられる人は限られるのではないでしょうか。クラウドの定義はとても曖昧です。本記事では「クラウドとは?」について分かりやすく紹介していきます。
クラウドとは、一言でいうと「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」のことです。クラウドは、クラウド・コンピューティングと呼ばれることもあります。
クラウドの定義ってなんだか難しそうと思われた方も多いかもしれませんので、もう少し具体的にみていきましょう。
今までは、ハードウェアを購入したり、ソフトウェアをパソコンにインストールしたり、ソフトウェアのライセンスを購入しなければ、サービスが使えないことが一般的でした。しかし、クラウドの出現によりハードウェアを購入したり、ソフトウェアをインストールしなくても利用できるサービスがたくさん生まれました。
後者の「ハードウェアを購入したり、ソフトウェアをインストールしなくても利用できるサービス」が、クラウドサービスと呼ばれているものです。
なぜクラウドと呼ばれているのかは諸説ありますが、インターネット(雲)の向こう側のサービスを利用していることから、クラウド(cloud=雲)と呼ばれるようになったともいわれています。この他にもcrowd(クラウド)と書いて、集約したシステムという意味でクラウドと呼ぶようになったともいわれているようです。