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SDGs13番気候変動に具体的な対策

2022.01.26

SDGsとは「持続可能な開発目標」。簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。

わたくしが現在携わっている建築業界、中でもリフォーム工事関係ですが、かなりSDGsと関連性が深いです。一番手っ取り早く13番目の項目気候変動に具体的な対策をの趣旨(脱炭素社会)に沿って効果的な方法を考えますと、建物の断熱性能を上げることのように思われます。冷暖房費を抑えることにより必然的に節電になりますし、石油ヒーターなどをお使いでしたら当然使用する頻度をかなり抑えることが可能です。

既存住宅の断熱性能を上げるのに低廉に効率よくするのは、建物で一番熱の移動が大きい開口部窓の部分で、おすすめしたいのが「インナーサッシ」です。既存のサッシに手をかけることなく内側にただ単純に取り付けるだけでOKです。これだけでかなりの断熱効果を上げることが出来冷暖房光熱費を抑えることが可能です。部屋のクロスなどが痛んでいなければ一切張り替えたりすることはいりません。

次にいわゆるオール電化ですかね。ガスコンロをIHクッキングヒーターに変更、ガス給湯器を電気温水器に変更。ただこれだけの変更ですが、インナーサッシとこのオール電化だけでもかなり化石燃料を使わない方向に向かい地球温暖化防止、持続可能な環境保全の一翼を担えるのではないでしょうか。まずは、ご家庭の身近なことから手始めに貢献しましょう。

 

 

今回は、「13気候変動に具体的な対策を」の項目に関してリフォーム工事と関連付けた内容の記事でしたが、今後建築工事と特に関係が深い項目に絞って、記事を連載しようと考えています。

 


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