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リフォームとSDGs11住み続けられるまちづくりを

2022.02.03

持続可能な開発目標・SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」のターゲットや現状は?

今世界の人々の多くが都市部で生活し、その恩恵を受けています。
しかしこれは人口比率の増加とともに増え続け、場所によってはインフラなどの整備が追いつかず、人々が快適な生活を送れていない地域も存在します。経済発展や持続可能な開発を行うためにも、これらは改善されなければいけません。そのために策定されたのがSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」です。

私たち建築業に携わる者たちが17の項目のうち一番力を入れて取り組まなくてはならないカテゴリーではないかと思います。「住み続けられるまちづくりを」ですから一言で環境問題です。

ヨーロッパの町並みなどには屋根の色や外壁の色などを統一した美観重視の光景をよく目にします。それに比べ日本の家屋は近年多種多様でまるでその正反対の光景のように感じられます。

左が象徴的なヨーロッパの家屋、右が江戸時代の代表的な家屋の町並み

どちらも伝統と普遍性を感じさせる町並みで、この地で生活をしたくさせる景観ではないでしょうか。

今後このような街づくりをしようと考えても今の日本では中々難しく思えるし、やろうと思いスタートしても長い年月かけて計画的にことを運ばなければ実現できないのではないでしょうか。

それでは現実的に即した目の前の家づくり環境づくりは何なのか。抜本的問題ですが、私たち請負者が主義主張しなければならないのかもしれない。仕事を取りたい一心で、お客様の100パーセント意見を反映させてしまいがちです。例えば外観、特に屋根の色や外壁の色など、かなり奇抜な色を選択する人もいたりしますが、そこで長い経験や今回のテーマ「住み続けられるまちづくりを」を思い出して、一言アドバイスしなければならないのではないでしょうか。

大きな抽象的なテーマではありますが、とにかく目の前の気が付いたことの改善の積み重ねからやがては目標達成が可能になるのではないでしょうか。


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