広さを強調したリノベーション
宇都宮市A様邸
6枚の写真
タカラスタンダード家事らくリフォームコンテスト2018
キッチン&リビング部門 全国優秀賞
空間とキッチンの色のハーモニーが奏でる心地よさと広さが協調された、とても明るい空間に・・・
「家事らく」を意識して動線と収納を計画!
単に広いだけではなく光や風の流れも配慮し、通り抜けの出来るプランです。
家具や調度品も黒系を想定し、全体を淡いオフホワイトで仕上げました。
建物構造 | 一戸建て |
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築年数 | 38年 |
工事面積 | 165.62㎡ |
施工期間 | 6カ月 |
家族構成 | ご夫婦 |
ご希望にお応えすることができた明るくて広がり感あふれるリビング。
収納や同線にも工夫を凝らしお仏壇やワンちゃんのケージ置き場にも配慮いたしました。
おかげさまで、お客様のご要望と担当者のこだわりやご提案がうまく融合し、ご満足と高い評価をいただくことができました。
キッチンも空間を意識し、キッチンも背面収納も吊戸棚は採用せず、低い位置の収納だけで足りるようにご提案をいたしました。
背面収納の上の空間はデザインのために小物がおけるような棚を設置し、リビング空間とイメージが同じくなるように採用したアイアン調の棚受金物が、ちょうどよいアクセントになりました。
玄関は靴が散乱してしまい、つい生活感が出てしまいがちのところですので、シューズクロークをご提案させていただきました。これでいつ玄関ドアを開けてもスッキリとしておくことが可能になりました。
シューズクローク内も収納する部分と普段使用しているものを置く部分とにエリアを使い分けができるように工夫しました。
入り口の下がり壁も反対側にあるニッチと同じような曲線を採用いたしました。
画像の正面は階段の下にあたる部分の写真です。
階段下スペースは扉を付けた収納にすることが多いのですが、左側に見える廊下の両側にも収納がたくさんあるので、ここはあえてオープンなスペースとしました。
右側に見えるインナーガレージの出入り口があるので、ガレージに出入りする際の荷物の一時置き場所としてちょうどよい使い勝手となりました。
ホールの空間を区切ってしまうので、通常腰壁が多いと思われますが、あえて木材で格子をデザインしました。
また正面奥に見えるニッチは4つ作らせていただいたニッチの中でも一番大きなもので、高さが1.8mあります。季節の草花のほかにも絵やちょっとした作品も飾ることができるようにと考え、和と洋のテイストも兼ね備えたニッチとなりました。
最終決定するまでお時間がかかり、結局仕様を決定するのが一番最後になってしまった奥様のこだわりの空間です。
担当者より
お台所をとにかく「明るく広く」というご希望がスタートでした。
LDKはキッチンが主役になるので、いくつものショールームを見ていただきました。奥様がタカラさんのクォーツストーン天板に一目ぼれ、LDKのコーディネートをこのキッチンを中心にさせていただき、水晶の天板がより美しく存在できるような内装の仕上げを組み立てていきました。テレビの黒、小物棚受けのアイアンの黒、ダイニングテーブルやソファーもダーク系と、黒系の色がLDK空間のアクセント色になることを想定し、部屋全体を淡いオフホワイト(イエローがベースにある)で仕上げました。空間とキッチンの色のマッチングがよく合い、広さの強調されたとても明るい空間に仕上げることができました。単色のアイボリーの壁紙ではシンプルな白い壁の空間になりがちですが、飾り棚やニッチなどを随所に配置してリズミカルな壁の空間となり、特にテレビ台をフロート式として間接照明を採用したことで奥行きのある空間も演出することができました。
また、壁面収納や吊戸棚がなくとも、キッチン本体と前側にある引き出し収納で収納量は格段に良くなり、さらに背面収納も組み合わせることで十二分な量とスペースが確保することができ、ごみ箱も表に出さずカウンター下に隠せたことも喜んでいただきました。
キッチンから洗面脱衣室、浴室まで見通せるような配置にし、ユーティリティースペース、廊下も含めた水まわり全体を通り抜けることのできる「家事らく」を意識した動線と収納プランは自慢のご提案です。
ご夫婦のご希望が明確でしたので、それらの大部分をカタチにすることが出来て、本当にご満足いただけたやりがいのあるリノベーションとなりました。